フランス語を学びたいけど、パリの学校は授業料が高いな…
語学学校代を節約する方法は無いかな…
そんな方におすすめなのが「Service des Cours d’Adultes de Paris (パリ成人教育サービス)」通称「SCAP」です。
CAPはパリ市が提供する教育サービスで、格安で受講することができます。

私は300€で5か月間フランス語を学ぶことができました!
本記事では実際にSCAPを利用して、フランス語を学んだ筆者が「Service des Cours d’Adultes de Paris (パリ成人教育サービス)」について解説します。
この記事のポイント
・パリ市成人教育サービスがわかる
・登録方法がわかる
・実際に通ってみた感想がわかる
パリ成人教育サービス(SCAP)とは?
「Service des Cours d’Adultes de Paris (パリ成人教育サービス)」とは、その名の通りパリ市が提供する成人向けの教育サービスです。
市が提供している講座なので、格安で受講できます。
①フランス語講座の料金表


こちらは「外国人向けフランス語講座(FLE)」の料金表の抜粋です。
例えば、「A1レベルで120時間の授業」を300€で受講することができます。
他にも60時間なら160€、会話レッスンが100€など様々なコースが設けられています。
②授業スケジュール


1年間が2学期に分けられて授業が行われます。
1学期は9‐2月、2学期は2‐6月です。
それぞれ登録期間が定められており、短い期間に登録をする必要があります注意しましょう。
登録期間は、1学期は8月末から9月頭辺りまで、2学期が1月頭から月末辺りまでの3週間ほどです。
授業は1回2時間で、120時間コースが週4回、60時間コースが週2回です。
授業はパリ市内にある一般の学校内で夜間に行われます。(18:30-20;30の間)
パリ中の学校で開講されており、最初にどこの学校に通うかを選択します。
通う学校ごとに授業曜日が違います。
登録手順ガイド
Mon Parisとは、「パリ市民のための、オンライン市役所マイページ」です。



「マイナポータル」のパリ市版みたいなことです
名前、生年月日、連絡先を登録すれば、日本からでも簡単にアカウントを作成できます。
Service des Cours d’Adultes de Paris のサイト内から受講したい講座を選択。


(FLE)と書かれている下の赤い四角「Voir les formations」をタップ。


大量の講座の中から受講したい講座選んでタップすると、さらにその講座が開講される学校が出てくるのでご自身の通いやすい場所を選択してください。
住所や顔写真を登録して、志望動機も求められます。
400単語以内みたいな感じでしたが、私は「カフェで働いていて、お客さんと会話したいから」とだけ書きました。
選択したレベルが適切かを測るテストが実施されます。
テストの内容は、「作文」と「会話」です。
私の時は「最後に行った旅行の事や、週末に何をしたかの内容を友人にメールして、遊びに誘ってください」的な作文を書いて、それを見せて先生と簡単な会話をするといったものでした。
その場で、先生がOKするか、下のレベルや上のレベルに振り分けられます。
このテストに欠席すると登録できません。
登録したレベルの1個下のレベルの修了証書があればテストは免除されますが、その証書を見せに出席しなくてはいけません。
テストの翌日に請求書がメールで届きます。
6日以内に支払わないと登録が無効となってしまいますのですぐに支払いましょう。
ちなみに料金の支払いはオンライン決済によるクレカ一括払いか、パリ総局に出向いての現金決済のみです。
この時、日本のクレカを使ってしまうと「銀行独自の為替レート」と「海外事務手数料」で割高な支払いをしてしまうことに注意しましょう。
海外での支払いは『Wise』のカードがおすすめです。
Wiseなら正当な為替レートで海外事務手数料0円で支払いができ、無駄な出費が無くなります。





日本にいる内に登録して、カードを手に入れておくのが吉です
【体験談】実際に通ってみた
さて、ここからは私の体験談です。
2学期からの登録で、A2の120時間コースを申請しました。
まず面白かったのが、私の家の近くの普通の小学校で開講されていたので、小学校の中に入れたということです。
さすがに写真は載せられませんが、黒板があって、「単語の活用表」や「足し算引き算を説明する絵」があって、めちゃくちゃ日本の小学校みたいな感じでした。
ただ石造りで廊下の窓が無いため、教室内は日本の小学校より閉鎖感があります。


それからやはりフランスなので、時間通りに行っても校門は開いてません。
大勢の生徒が門が開くのを前で待ってます。テストの日もそうでした。
まあ、こんな話は置いといて授業内容ですが、クラスは20人程度で教科書ベースで進みます。
まず初日に「教科書はこれを使うので書店で買ってきてください」と言われます。
おすすめの書店も教えてもらえるのですが、そんなに大量に在庫を抱えているはずもなく、ほとんどの生徒が“再入荷待ち”でコースはスタートします。
授業は、宿題の解説や文法解説、グループワークなどで座学中心ですが、しっかりと会話や発言機会があり、“話すため”の授業でした。
まあ、めっちゃ普通の授業です。
ほとんど毎回宿題が課せられるのですが、私は10時ー18時でバイトして、18時半ー20時半で週4回授業を受けてたので、なかなかのハードワーク。
時間をフル活用できるのはいいけど、体力が必要かもしれない。
クラスメイトは中国人とトルコ人が多い印象。
日本人は私1人だけでした。
通ってわかったメリット・デメリット
やはり安さは最大のポイントです。この価格でフランス語の授業を提供している学校は他にありません。
場所もかなりの選択肢があったので、自分の家の近くの学校が見つかると思います。私は徒歩4分でした笑
また、何名かの生徒は初週の授業で「難しかったらA1に移動できるか聞いてみるよ?」とか「簡単ならB1にする?」みたいなことを言われてたのでレベルの変更もある程度可能かもしれません。
これは多くの学校がそうでしょうが、クラスの人数が20人を超えると授業中の発言・質問回数が減ってしまいます。
私は1ヶ月だけ小規模な学校に通っていて、その際はクラスが4人で小さな質問もできていたので、それと比べてしまうと不自由を感じました。
それから、このコースは夜間ということもあって仕事との両立が可能です。
多くの人が働きながら通っています。
ですが、週4で通うと生活のほとんどが「仕事」と「勉強」になって、自分の時間を確保しづらくなります。
スケジューリングが大切になります。
学費を節約して最高のパリ生活を
と言うわけで以上がSCAPについてでした。
SCAPはいつでも登録できるわけではないので、しっかりと登録期間を確認しておきましょう。
当サイトでは他にもパリでの節約術をご紹介しております。
この記事がフランス生活の手助けになれば幸いです。










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